しかし現在では、派遣社員専門の保険組合である「人材派遣健康保険組合 」、いわゆる「派遣健保」が平成14年5月1日に設立されました。
派遣健保に入るには
派遣健保(人材派遣健康保険組合)は、短期・断続的に働く派遣スタッフのために設立された仕組みです。
しかし、派遣健保には派遣スタッフなら誰でも加入できるというわけではありません。
仕事をしている派遣会社が派遣健保に加入している場合だけです。派遣健保への加入を考えているなら、登録を考えている派遣会社が派遣健保に加入しているか確認しましょう。
会社要件の他に派遣スタッフ本人の派遣健保加入の要件は次のとおりです。
・雇用契約期間が2ヵ月を超える場合
契約期間が2ヶ月以上であれば、契約開始日から適用されます。2ヶ月未満であっても、契約更新などがあり、実際に2ヶ月以上勤務しすれば、保険証が使えるようになります。
・勤務日数と勤務時間が派遣元の一般社員のおおむね4分の3以上であること。
派遣健保に加入すると、給与天引きで保険料を納めることになります。
仕事が終了すると普通は被保険者でなくなりますが、次の仕事次第で継続できます。
派遣健保の特徴
・任意継続期間の延長
通常、仕事を終了すると被保険者ではなくなりますが、派遣健保に継続して2ヵ月以上加入している場合は、本人の申請により継続して派遣健保の被保険者でいることができます。このときの保険料の負担は引き下げられています。
普通の任意継続保険料は、事業主が負担していた分も本人負担となるので、負担額が一気に増えますが、派遣健保では、任意継続した月と翌月の2ヵ月間は「特例期間」なので、保険料の上限が8700円となります。また3ヵ月目以降の保険料も上限が13920円と割安におさえられているます。
※派遣健保に2ヶ月以上加入していない場合は、継続不可です。
・使用関係の継続
仕事が終了したとき、同じ派遣会社から1ヶ月以内に次の仕事が開始されることが決まっている場合は、特別な手続きをなくして、継続して派遣健保の被保険者でいることができます。

